NEO HEALER(ネオヒーラー)

NEWS

2024.10.30

🟠学会発表 | オーストラリア開催「2024 Sports Medicine Australia (オーストラリアスポーツ医学会)」

2024年10月16日~19日にオーストラリアで開催された「2024 Sports Medicine Australia (オーストラリアスポーツ医学会)」にて、広島大学との共同研究による学会発表を行いました。



今回は、新たに下記の3つのテーマについての研究結果を発表してきました。

1. 高齢者の認知機能と脳血流に対するネオヒーラーの効果
2. 若年層における骨密度と身体機能に対するネオヒーラーマッサージの効果
3. 中高齢者における糖化(AGEs)に対するネオヒーラーマッサージの効果


テーマ1.「高齢者の認知機能と脳血流に対するネオヒーラーの効果」
「ネオヒーラーによる施術が高齢者の脳血流および認知機能に及ぼす影響」をテーマにした実験。

実験方法:41名の高齢者を無作為に実験群と対照群に分けて実施。実験群は、ネオヒーラーを使用したペアマッサージを週1回20分間、3週間にわたり行った。また、実験前後にストループテストと脳血流測定を行い、ストループテストにおける平均反応時間と正答数を測定しその変化を観察した。

実験の結果、ストループテストの反応時間に群×時間との交互作用が認められ、何も行わなかった対照群では治療期間後に反応時間が有意に増加したのに対し、ネオヒーラーの施術を行った実験群では治療後に反応時間が有意に減少し、対照群と比較しても有意に短くなりました。また脳血流量においても、実験群では、ネオヒーラー治療後にストループテスト中の脳血流量が有意に高くなり、対照群と比較しても高くなりました。
以上から、定期的なネオヒーラーのマッサージによって高齢者の認知機能が向上し、脳血流量も増加することが明らかになり、ネオヒーラーの施術が高齢者の認知機能を維持・改善するために有効であることがわかりました。 本研究は、ネオヒーラーによる施術が高齢者の認知機能と脳血流を改善できることを示すエビデンスとなります。また高齢化社会における課題である「健康寿命」の促進に効果的である可能性が示唆されました。



テーマ2.「若年層における骨密度と身体機能に対するネオヒーラーマッサージの効果 」

日本では、骨粗鬆症などを含む「ロコモティブシンドローム」の人口が推定4700万人に上ると報告されており、若年期から骨や運動機能を強化するための運動習慣や身体ケアが重要と言われています。先行研究では、アスリートを対象としたネオヒーラーの施術により筋硬度や関節可動域が向上したことが報告されていますが、本研究では、非アスリートで運動習慣のない若年層においても効果があるのかを検証すべく「ネオヒーラーの施術が若年層の骨密度と身体機能に及ぼす影響」について実験を行いました。

実験方法:運動習慣のない若年層15名を対象に、ネオヒーラーを用いたマッサージを週1回40分間、1ヶ月間にわたり行った。実験前後に、関節可動域(股関節と足関節)、歩行機能(歩幅、速度、2ステップテスト)、骨密度(超音波による踵骨の音速[SOS]と骨面積率[BAR])を測定しその変化を観察した。

実験の結果、ネオヒーラーのマッサージを1ヶ月行った後は、股関節可動域、歩行の歩幅、歩行速度、SOS、BAR値が有意に改善しました。 以上から、ネオヒーラーの施術は、運動習慣のない若年層においても筋硬度の低下と関節可動域の向上を促し、それにより歩行機能・能力が改善されることが実証されました。また、ネオヒーラーによる継続的なマッサージによって骨密度の値も増加し、骨の強化につながることがわかりました。骨密度の値が増加したのは、1ヶ月間のマッサージ頻度が高く、人間の骨が1日約1gずつ置換されることから、骨リモデリングが可能になったためと考えられます。
本研究は、ネオヒーラーの施術が若年層の骨密度や身体機能を維持し、向上させることを示すエビデンスとなります。また、ロコモティブシンドロームなど加齢に伴う骨や身体機能の低下を予防する効果的な方法としての可能性も示唆されました。



テーマ3「中高齢者における糖化(AGEs)に対するネオヒーラーマッサージの効果」

末端糖化産物(AGEs)は、慢性的な高血糖状態により体内で形成・蓄積され、酸化ストレス、炎症、血管障害を引き起こすことが知られています。マッサージ療法には、血流改善など様々な健康上の効果が報告されていることから、本研究では「磁場と微弱電流を発生するマッサージ器のネオヒーラーの施術が中高齢者のAGEsレベルに与える影響」について実験を行いました。

実験方法: 40歳以上の参加者41名を実験群と対照群に分け、実験群はネオヒーラーを使用したペアマッサージを週1回10分間、3週間にわたり行った。各マッサージの前後に、AGEsスキャナー(を用いて肘関節から8cmの前腕部でAGEsレベルを測定。測定は2回行い、平均値を算出した。

実験の結果、ネオヒーラーのマッサージを行った実験群では、マッサージ後のAGEsレベルがマッサージ前と比較して有意に低下し、何も行わなかった対照群と比較しても有意に低い結果となりました。対照群では、マッサージ前後でAGEsレベルに有意差は認められませんでした。 以上から、ネオヒーラーの施術によってAGEsレベルの低下が促されることが実証されました。
本結果は、ネオヒーラーが発生する微弱電流により血液循環が改善することで、体内からのAGEs除去が促進されたと考えられています。定期的なネオヒーラーの施術が中高齢者におけるAGEsの蓄積や関連する健康リスクを軽減し、健康改善に役立つ効果的な方法としての可能性が示唆されました。



今回の共同研究の結果、ネオヒーラーによる定期的な施術により、脳血流、骨密度、関節可動域などの身体機能、高血糖状態において改善につながるという新たな実証結果が得られました。ネオヒーラーによる日常のケアが、運動機会の少ない若年層や中高年、高齢者など幅広い年代の身体機能を維持・改善し、高齢化社会の課題といわれている健康寿命の増進に効果的である可能性が示唆されました。

インテンション株式会社は、ネオヒーラーの効果について科学的見地から実証し、安心して皆様にお使いいただけるよう今後も共同研究を続けて参ります。






閉じる